目次
今日の記事がオススメな人
・新型コロナウイルスの感染原因を知りたい
・報道で混乱しないために新型コロナウイルスの正しい情報を知りたい
・新型コロナウイルスに感染しないためにマスク以外に効果的な対策を知りたい
今日の記事がオススメできない人
・新型コロナウイルスに感染した際の治療法を知りたい
・新型コロナウイルスに感染した際に受診可能な病院を知りたい
・身内に感染者が出た時の対処法を知りたい
どこに行っても見つからないマスクやアルコール消毒剤。
マスクが入荷すると聞けば開店前から長蛇の列のドラッグストア。
テレビや新聞などで連日騒がれている「新型コロナウイルスの感染拡大」。
「予防医学の観点からできるケア方法は何かないのか？」
問い合わせをいただいていたので、この場を借りてお伝えできればとおもいます。
「新型」ということで知らないものに対する過剰な恐怖心から起こっているイマの現状。
▶︎新型ウイルスの「現状」を知る
▶︎感染拡大の「原因」を理解する
▶︎効果的な「対策」を実践する
▶︎「効果」を実感する
普段、お客さんにお伝えしている体質改善のカウンセリングと同じで、この４つを正しく把握して実践することが大切だとおもいます。
少し長くなりそうですが、お付き合いいただけると嬉しいです。
それでは早速！
「マスクだけじゃない！新型コロナウイルス感染症から身をまもる３つの対策」
コロナウイルスとは何者なのか？
こちらはネットで調べれば細かな情報が出ています。
☆厚生労働省 新型コロナウイルスに関するQ &A★
詳細はこちらをクリック
皆さんに知ってほしいのは、コロナウイルスを始めとしたウイルスは構造から大きく２つの種類に分かれるということです。
①エンベロープウイルス
▶︎インフルエンザ、ヘルペス、風疹など
②ノンエンベロープウイルス
▶︎ロタウイルス、ノロウイルスなど
※エンベロープ：脂質・たんぱく質・糖タンパク質からできている膜
ポイントは、①はアルコール消毒剤が効く。②は効きづらいということ。
今回の新型コロナウイルスは①に該当します。
なので、手洗い・うがいを始めとした「アルコール消毒」は必須でやるべきこと！
連日、薬局で売り切れ続出なのも頷けます。。
実はインフルエンザと同じ種類である今回の新型コロナウイルス。
では、死亡者数はインフルエンザと同じなのか？
少し見てみましょう。
①コロナウイルス
▶︎死亡者数：７３人（２０２０年４月６日時点）
☆国内外の発生状況のまとめ★
詳細はこちらをクリック
②インフルエンザ
▶︎死亡者：３,３２５人（２０１８年）
☆何と１日５０人以上「インフル死者」が日本で急増する不気味★
詳細はこちらをクリック
圧倒的にインフルエンザによる死亡者の方が多いです。
１年間の集計と１ヶ月以内での集計なので、比較対象にはなりません。
しかし、１日５０人以上亡くなるとも言われているインフルエンザと比べると、「致死的な猛威をふるうウイルスではない」と個人的にはおもっています。
（今後、爆発的にふえるかもしれませんが。。）（２０２０年４月６日削除）
ですが、連日の感染者の拡大報告を見ると決して楽観視してはいけない状況だとおもいます。（２０２０年４月６日追記）
日本全国で流行しているの？
４月７日より７都道府県を対象に５月６日まで緊急事態宣言が発令される予定であり、本項目は削除（２０２０年４月６日）。
都道府県別患者数（２０２０年４月６日１２時時点）
・東京都：８９７人
・大阪府：３８８人
・千葉県：２１９人
・愛知県：２１６人
・神奈川県：１９７人
詳細はこちらをクリック
答えから言うと「NO」。
インフルエンザのように日本全国で感染の一途を辿る状況にはなっていません。
都道府県別患者数（２０２０年３月５日１２時点）
・北海道：８１人
・東京都：４２人
・愛知県：４２人
・神奈川県：２４人
詳細はこちらをクリック
ここで特筆すべきが「北海道」。
一都三県のように人口が密集していない北海道でなぜ患者数が多いのか？
超個人的な予測ですが、それには北海道でのこの時期特有の「ある行事」が関係しているとおもいます。
それが「札幌雪まつり」。
実は記事としても取り上げられています。
☆雪まつり後に発症患者急増 北海道★
詳細はこちらをクリック
例年よりも２割減ったと言われても２００万人が駆けつけた札幌雪まつり。
次にあげる新型コロナウイルスの感染経路を考えると、、発症者がふえる要因の一つになっていたかもしれません。（２０２０年４月６日削除）
コロナウイルスはどうやって感染するの！？
ズバリ！
「密閉された空間での飛沫感染と接触感染」
この状況下ではコロナウイルスが感染する可能性が高くなります。
①飛沫感染
▶︎くしゃみや咳などによる感染
②接触感染
▶︎ウイルスが付着した物を触れた手で口や鼻、目を触って起きる感染
密閉された空間
▶︎ライブハウス、屋形船、スポーツジム等
密閉空間での大きな声や高い肺活量等、ウイルスが肺まで届くような行動をしていると感染のリスクが高まります。
ざっくり分けると
高リスク
▶︎スポーツジム、ライブハウス、カラオケ
低リスク
▶︎静かなオフィス、屋外イベント
なので、
・屋外ではしっかりマスクをして、満員のスタバに入ったらマスクをとる
・時間があるからとジムに通う
その行為は感染のリスクを高めている可能性があります。。
ウイルスに感染しないために何をすれば良いの？
さて、ではいよいよ「どんな対策が必要なのか」について。
個人的にはこの３つをとにかく徹底するのが一番だとおもいます。
①アルコールによる手洗いとうがい
②飛沫感染と接触感染の予防
③自己免疫力を高める
①は実践あるのみなので割愛して②からお伝えします。
《飛沫感染と接触感染の予防》
・不特定多数の人が触るものに無意味に触れない
▶︎気になる場合はゴム用手袋を！（ドラッグストアで買えます）
・マスクを「屋内でもつけること」を意識
・高リスク（スポーツジム、ライブハウス、カラオケ等）を避ける
この①、②を実践するだけでも効果はあります。
やらないよりやった方がいいこと。
ただ、この情報ってネットを探せばいくらでも出てきます。
予防医学を推奨する僕としては③までお伝えすることに意味があるとおもっています。
今回の新型コロナウイルスに限らず自己免疫力を高めることはとても大切なこと。
生涯にわたって役に立つ情報を今日は持ち帰ってください！
《自己免疫力を高める》
・粘膜強化にビタミンA
・腸内環境の強化
・抗酸化強化にビタミンA・C・E
・白血球の活動を助けるビタミンC
・ウイルス対策にカテキン
では一つ一つお伝えしていきます。
粘膜強化にビタミンA
ビタミンAは皮膚や喉、鼻、肺、消化管などの粘膜を正常に保つ働きがあります。
感染症の予防や免疫力を高めてくれる嬉しいビタミン。
《ビタミンAを多く含む食材》
レバー、にんじん、小松菜、ほうれん草、ニラ、卵黄、チーズ
この辺りを意識するのがおすすめです。
レバニラなどオススメメニューの一つですね。
腸内環境の強化
腸内環境は免疫力を上げるために欠かせないキーワード。
腸内環境を良くするには「体に良い菌」と「菌のエサ」をとることが何よりも大切！
《体に良い菌》
発酵食品（甘酒、チーズ、味噌汁、納豆、ヨーグルトなど）
《菌のエサ》
・海藻類（めかぶ、わかめ、もずくなど）
・はちみつ
・フルーツ
なかじーと言えばの食材「納豆めかぶ」「ヨーグルト＋はちみつ＋大根おろし」がここでは一番のオススメです！
抗酸化力強化にビタミンA ・C・E
免疫力を下げる要因の一つでもある「活性酸素」。
こいつをスッキリ除去するお助けをしてくれる力を抗酸化力といいます。
強化するためにぜひ意識してほしい３つのビタミン「A・C・E」
ビタミンAはおすすめ食材お伝えしたので、あとは
《ビタミンE・Cを多く含む食材》
サーモン、ツナ、ブロッコリー、かぼちゃ、アーモンド、キウイフルーツ、オレンジ、パプリカ
この辺りを普段の食事にプラスαしてみませんか？
ここはシンプルにブロッコリーとツナとパプリカの炒めものなど美味しそうですね。
ガン予防にも一役買ってくれる栄養たちなのでぜひ！
白血球の活動を助けるビタミンC
白血球はウイルスや細菌の活動を抑制したり死滅させてくれる体の中の必殺仕事人！
ビタミンCが白血球の活動を助けるので、先ほどお伝えした果物を食べたりサプリメントを活用したりするのがおすすめです！
僕はビタミンCは粉末のサプリメントで１日の内、数回に分けて摂取しています。
ウイルス対策にカテキン
最後に忘れちゃいけないカテキンくん！
実は殺菌作用にとても優れた良いやつです。
本当は「エピガロカテキンガレート」って種類が一番オススメなのですがマニアックなので（笑）
緑茶で効果的に摂取をいかがでしょうか？
食事ではなくサプリメントは有効か？
僕の立ち位置は「YES」。
先ほどお伝えしたことを食事だけで毎日補うのは至難の技。
食事では難しいと感じたあなたは、こちらのサプリメントを検討してみるのがオススメです。
・マルチビタミン
▶︎ビタミンA、C、Eが含有
・乳酸菌
・食物繊維
・カテキン
・ビタミンC粉末
食事以外のケア方法
今回は栄養にかなり焦点を当てましたが、他にも自己免疫力を高める効果的なケア方法はあります。
・お風呂につかる（４２度以下の温度で１０分以上）
・日付が変わる前に寝る
・体温を３６.５度前後に保つ
・白湯を飲む
栄養面のケアも含めて全部をやろうとはせず、「イマのライフスタイルに取り入れられそうなもの」を選んで実践いただけると嬉しいです。
今日の記事のまとめ
・新型コロナウイルスにはアルコール消毒が有効
・インフルエンザほどの猛威を振るう感染力ではない（イマのところ）（２０２０年４月６日削除）
・密閉された空間での飛沫感染と接触感染で感染する
・不特定多数の人が触るものに無意味に触れない
▶︎気になる場合はゴム用手袋を！（ドラッグストアで買えます）
・マスクを「屋内でもつけること」を意識
・高リスク（スポーツジム、ライブハウス、カラオケ等）を避ける
・自己免疫力を高める栄養の５つのケア
▶︎粘膜強化にビタミンA
▶︎腸内環境の強化
▶︎抗酸化強化にビタミンA・C・E
▶︎白血球の活動を助けるビタミンC
▶︎ウイルス対策にカテキン
・食事でケアが難しい人はサプリメントも有効
最後に
今回の新型コロナウイルスで亡くなっているのは圧倒的に高齢者が多いです。
つまり免疫力が低下している人ほど重症化しやすい。
「若いから大丈夫」ではなく、少しでも免疫力を高めるケアをすることはとても大切なことです。
免疫力が高いことは体質改善やダイエットにも嬉しい効果がたくさんあります。
正体や原因が分からないものは怖く感じて当たり前。
大切なのは「現状」と「原因」を正しく理解して、適切な「対策」を立てて「効果」を感じること。
今日の配信であなたの新型コロナウイルスに対する恐怖が小さくなると嬉しいです。
少しでもイマの騒ぎが収束する方向に向かうことを願いながら。。
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プロフィール
中島隆文/なかじー
脂肪だけをキレイに落とすファスティングの専門家
▶︎医療従事者の多い家庭で育ち、幼い頃から医療の道を志す
▶︎東京理科大学薬学部→同大学院→医薬品開発
▶︎医薬品だけのアプローチに限界を感じ、５年間で７５０人以上の体質改善をサポート
▶︎InstagramやLINE@を通して「好きなものを食べながら二度と脂肪をつけないカラダづくり」を配信
《活動実績》
▶︎体質改善カウンセリング（５年間で７５０人以上）
▶︎セミナー講師（５年間で６００人以上を集客）
▶︎クリニックでの栄養外来
▶︎年間３０人以上のファスティングサポート
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